私たちの生活に大きな影響を与えている『新型コロナウイルス』
新型コロナウイルスの政府専門家会議が、厚労省に対し、
欧州や東南アジアからの入国者に対策を取るよう求める要望書を提出しました。
日本は他の国に比べて対応が遅いと言われていますが、
実際今回の要望はどういうものなのか、各国の対応との比較も交えて考察します。
今回の『新型コロナウイルス対策』とは?なに? 【日本の対応】
今回、国立感染症研究所の脇田隆字座長が、海外からのコロナウイルスの侵入を防ぐ策として、
次の項目の要望書を厚生労働省に提出しました。
欧州や東南アジアからの入国者に対して、
(1)2週間、自宅や宿泊施設などで待機してもらう
(2)自己健康観察を実施
(3)日本国内では公共交通機関を使用しないように要請
う~ん、なにこれ?しないよりましだけれども、完全に性善説。
先日話題になったアメリカの入国制限と比べれば緩い、緩すぎます。
島国である利点をフルに活かした対策を講じてほしいものです。
こんな状態では近いうちに、本当に、『日本封鎖』となってしまうのではないかと心配です。
世界各国の『新型コロナウイルス対策』 国境封鎖も【世界の対応】
少し前までは中国での新型コロナの流行が心配されていましたが、現在は終息へむかっているとのこと。
その代わり、いま大変なのが欧州です。
欧州各国では、国境封鎖などが拡大
・チェコ、ポーランド、デンマーク、スロベニアなどでの外国人入国禁止
・ドイツがオーストリア、デンマーク、フランス、ルクセンブルク
との国境を閉鎖
・スペイン、ポルトガル間の観光客の越境を停止
日本の対策と比べると全然本気度が違います。
なぜ、これだけ対策に差が出るのか、それは感染者と死者の数が原因です。
欧州の感染者数と死亡者数(17日午前2時現在)
- イタリア(死亡2158人、感染2万7980人)
- スペイン(死亡309人、感染9191人)
- フランス(死亡127人、感染5423人)
この数字をみたら、これだけの対策をしている理由がわかりますね。
特にイタリア、医療制度の不備等いろいろ問題はあるかもしれませんが、このデータによると、いわゆる致死率は約7.8%と驚異的です。
100人中、8人死んでしまう。。。恐ろしい
日本の対策と世界各国の対策を見て思うこと
やはり、日本人は変に気を遣いすぎる気がする。
こういうときは、世界各国のように厳しく対策をとるべきだと、管理人は思います。
日本の感染者数は潜在的には何倍・何十倍といるとみています。
日々、満員電車に乗り通勤する身としては感染しない方がおかしいと思います。
検査の絶対数が少ないため、検査拡大が進めば、とんでもない数字が現れるかもしれません。
そうなると、日本も世界各国同様の対策を講じ始めると思います。
そうなってやっと、というのがもどかしいところです。
未だに、マスクや消毒液が手に入りづらく、朝から薬局に並ぶ人を見かけます。
一体いつ、供給が追いつくのでしょうか?
おそらく、今私たちができることと言えば、出歩かないことを含め、
しっかりとした予防対策をとることしかないと思います。
昔から言いますが、やはり、【自分の身は自分で守れ】ってことなんですかね?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。